今から約20年後、どのような未来がわたしたちを待っているのでしょうか。
2040年の未来予測/成毛眞/日経BP
本書は科学技術、経済、衣食住、天災の未来について書かれました。
具体的には通信技術、センシング、IoT、AI、ゲノム編集、コンテンツの在り方、
日本の高齢化、経済、金融、教育、食料危機、温暖化、水災、地震、水不足など、
ゲノム編集などの遺伝子操作に今までなんとなく懐疑的でしたが、個人的な収穫のひとつをご紹介します。
遺伝子の変異は、自然界でも長い時間をかけて起こっているものだ。そして、あらゆる食品の品種改良は、この変異を人為的に長期間で行っているものだ。ゲノム編集は、同じことを短期間で起こしているに過ぎない、という発想も出来る。(引用、2040年の未来予測/成毛眞/日経BP)
今後私たちが迎える食糧危機、人口の肉や魚、培養して作られる食品について考えるきっかけになりました。
「未来は明るくないが、考えられる人の未来は明るい」と著者は言います。
今までもそうだったように、これからも様々な困難がわたしたちを襲います。
その度に人類は頭を使い、行動を起こし、科学技術の進歩によって危機を乗り越えて今日ここにいます。
絶えず変化する世の中、不確かな時代の中で、いまわたしたちに必要なことを始めましょう。
生き残るためには、幸せになるためには環境に適応しなければならない。生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人であることは歴史が証明している。(引用、2040年の未来予測/成毛眞/日経BP)
未来を予測して未来に備えること、自分で自身の未来をつくりませんか。
是非ご覧ください。
2040年の未来予測/成毛眞/日経BP