有給休暇の義務化と年間休日日数の改定、今後私たちが行うこと
2019年法改正により、年次有給休暇の取得が義務化されました。
このことによって私たちの年間休日は増えましたが、さらに年間休日日数事態も増やす
という企業も少なくありません。
これは従業員への待遇の強化や、採用に関わる部分のひとつとなります。
仕事をする時間を減らすことで、わたしたちに求められているものはなにか考えてみましょう。
1.仕事をする時間を減らすことはどういうことか
仕事の時間を減らすことは投入資源、コストの削減です。
以前よりも少ない時間で、今までと同等、それ以上の成果を出さなくてはなりません。
これからわたしたちに求められるものは生産性、生産力です。
2.生産性
物事が生み出される効率の程度
2-2.生産性と投入資源、コスト
今まで以上の成果を出すために、今まで以上に時間や経費を使っていては、
生産性という観点から見た場合、何も変わりません。
それどころか、残業のせいで翌日以降の仕事のパフォーマンスが下がる場合もありますから悪いことでもあります。
3.付加価値について
生産性を考えるにあたって必要なことは付加価値をつけることです。
ひとつの例をあげます。
わたしが入会しているフィットネスジムの話なのですが、このジムは24時間年中無休です。
そして低価格であり、世界4500店舗全店利用可なのです。
・24時間年中無休
・世界全店利用可
・低価格
以上が他のジムと比較した際の付加価値となります。
3-2.24時間年中無休
マシンジム特化にすることでトレーナーが不在でも、
利用者はマシンの使い方さえ知っていればトレーニングをすることが出来ます。
このことによって24時間営業、年中無休が可能となります。
3-3.低価格
従業員の人件費や、業務が少なくても成立する仕組みによってコストを下げることが出来る。
提供する価格も下げることが出来るので、他のジムと比較して低価格という付加価値が生まれます。
3-4.世界4500店舗全店利用可
このジムはアメリカNo1のフランチャイズフィットネスクラブです。
こうした付加価値を高める仕組みが利用者を増やします。
利用者が増えれば店舗を増やすことが出来ますので、全店利用可という付加価値はさらに高まっていきます。
4.付加価値を高める仕組みづくり
以上ご紹介致しましたように、付加価値を高める仕組みづくりが、
今後私たちが取り組んでいかなくてはならない課題の一つです。
付加価値を高めることで生産性を上げる。
わたしたち一人ひとりが考えなくてはならない重要なテーマでしょう。
働く時間を減らすことで、私たちは自由な時間を獲得します。
人生を豊かに過ごすためにも取り組むべきミッションです。
ご覧いただきましてありがとうございます。