モノを売る。一昔前と比べてモノを売るということの難易度は高くなりました。
もっと前から言われていることではありますが、時代はモノからコトへと言われています。
モノ:見たり触ったりすることが出来る形ある物質や製品
コト:私たちが行う事柄や経験
モノからコトへ、この動きは今後さらに強くなっていきます。
これは一体どういうことなのか、なぜそのようなことが今後起きるのか考えてみます。
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1.モノよりコトとは
モノとしての形ある製品を買って消費するより、目に見えないサービスや経験を重要視する考え方
1-2.なぜモノの価値が下がったのか
一昔前、モノの価値は今よりも高かったはずです。そして時代と共にモノは進化しています。
それなのにモノの価値が下がるということはあり得るのでしょうか。
今までなかったものが次から次へと誕生し、私たち消費者はモノを買い、消費することを楽しみました。
現在も市場には日々新しいものは増えていますが、私たちの消費は今後増えにくくなります。
わたしたちは新しいモノを手に入れるという経験をこれまでにたくさんしてきました。
その中でモノはそんなに必要ではないことを学んだのです。
私たちの中でモノの価値は下がりました。
こうして私たちはモノを消費することよりも何かを経験するというコトを重要だと考えるようになったのです。
1-3.モノが売れない時代
わたしは長いことモノを売る仕事していますが、
ここ数年モノを売ることのハードルは年々高くなっていると感じます。
モノからコトへ重要視する事柄の変化によって個人が消費する量にも変化が現れます。
そして今後もこの動きは広まっていくでしょう。これまでのようにゆっくりと時間をかけて時代は変わっていきます。
1-4.今後モノを売るためには
今後モノを売るために必要なことはどのようなことでしょうか。
モノを売るにあたって何か情報や経験を合わせて提供するということは必要になっていきそうです。
1-5.モノを売るのが難しいその他の理由
モノを売るのが難しいというのは時代や個人の価値観の変化以外だけではありません。
もう一度モノとは何か見直してみましょう。
モノには性質上、物理的な形が存在します。物理的な形が存在するとはどういうことか。
それは所有するにあたって、管理する場所が必要になります。
詳しくは別記事に記載しますが、場所というのはお金です。
つまり、モノを所有するということは場所というコストの支払いも行わなくてはならないのです。
あまり意識していないかもしれませんが、私たちは何かを所有することで商品代金の支払い以外にも、モノを管理する場所代も同時に支払っています。
これが、今後モノを売るのが難しいその他の理由になります。
2.情報を売る
次に私たちが注目すべきものは情報ではないでしょうか。
情報とはモノやコトのようなどちらの性質も合わせ持つ、特殊な存在です。
そしてこの情報という存在の一番の魅力は、モノのように物理的な形を持たないので、管理するのに場所を必要としないところです。
わたしは長年モノを売ってきました。
そこでモノを売るのは限界があると感じました。
上記致しましたようにモノというのは所有するのにも場所というコストがかかります。
個人が所有し、消費出来る量にも限界がある。
モノを売るということは在庫である商品を管理する場所が必要になります。
物理的な形を持つモノという存在について考え直す良い機会かもしれません。
そこで私たちは情報を売るということについて理解を深めなくていきます。
2-2.情報についての理解と学び
情報は場所を必要としません。
もちろん厳密には私たちの脳内、インターネット上、パソコンやスマホの中に情報を取り扱う領域は存在します。
しかし、モノという物理的に形ある存在と比べると場所という面においての管理コストは天と地ほどの差でしょう。
情報を売るということは今後必ず必要になります。
2-3.情報を売るために
情報を売る一番良い方法は、インターネットを使って情報を発信することでしょう。
今の時代はSNSだけでなく、さまざまな情報発信ツールがあります。
自身が持つ個性や価値観、今まで経験したコト、それを情報の一つとして発信していきます。
次に行わなくてはならないことが、情報の価値を高めることです。
あなたが発信する情報がにすでに市場にあるものよりも個性的だったり、
情報の中身が濃いものだったり、他の情報より優位になるようなものへ仕上げていきます。
お金を払っても良いと思ってもらえるレベルまでひたすら磨きましょう。
2-4.本を出す
情報を売るその他の方法として本を出すというものがあります。
本は物理的な形を持つモノですが、私たちが行うのは情報を本という形へ仕上げてそれを売るということです。
あの紙の塊の中には実に多くの情報が記されています。
わたしたちが行うのは、本というモノを在庫として販売することではなく、本という形をした情報の作成です。
本の出版には約10万字が必要になります。
現段階で、私が書いている記事だと1000~4000字程度
平均して2000字とすると50記事で本一冊分の文字数になります。
10万字というとかなりの文字数ではありますが、すこしづつ取り組んでいけば不可能な数字ではありません。
文章を書くことへ慣れるにはブログから始めると良いと思います。
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以上、モノコト、情報を売るということについて考えてみました。
ご覧いただきましてありがとうございます。
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