わたしたちは様々な組織やコミュニティに所属している。
会社、学校、部活、サークル、習い事、アルバイト、家族でさえもそうです。
人は生きていく中で、いろいろな人間関係の中で生活していかなくてはならないでしょう。
ときに私たちは、自分の意志とは関係なく、関わりたくない人とも関りを持たなければならない。
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1.人間関係について
人間関係にはいくつかの種類があることでしょう。
・良い人間関係
・悪い人間関係
・どちらでもない人間関係
ここで問題になるのは悪い人間関係についてです。
1-2.悪い人間関係とは
悪い人間関係とはどのようなものでしょうか。
関係性の悪さの原因となっているものについて考えてみます。
今回の場合、嫌いな人や、苦手な人との関係性を悪い人間関係としています。
1-3.人間関係においての好き嫌いや苦手意識
わたしたちは自分と同じような考えを持つ人や、趣味趣向が似ているひとへ親近感を持ちます。
逆に言うと、自分と違う者へは敵対心、不信感、不快さなどネガティブな感情を持ちます。
私たちは自然と相手にも自分と似ていることを期待していて、それが満たされないとき
うざい、むかつく、イライラするというような状態が起こるのです。
2.認識についての間違い
たとえば犬5匹の中にヤドカリが一匹いるところを想像してみます。
私たちはヤドカリに対して、何故犬のように走り回って吠えたり、
おやつ欲しさに芸を覚えたりしないのかと疑問に思ったりはしません。
それは私たちがヤドカリに犬のようであって欲しいと思っていないからです。
私たちはヤドカリに犬のように振る舞うことを期待していないし、これからもそうです。
万に一つ私たちがヤドカリを犬と間違えることはありませんが、
しかしこのとき、仮にヤドカリをうっかり間違えて犬だと認識してしまったとします。
私たちはそれがヤドカリであるにも関わらず、ヤドカリに対して犬のような振る舞いをしないことを不思議に思ったり、
腹を立てたりするかもしれません。
もちろんヤドカリは犬ではないので犬のように振る舞うことはない。
ヤドカリはヤドカリとしての職務を全うするだけです。
人間関係においてもこのようなことが時々起こります。
2-2相手に対する期待と間違った思い込み
私たちは私たちが思うような水準で価値観や倫理観を相手にも持っていて欲しい。
自分が行うのと同じ程度に他人にも、優しく、親切であって欲しいし、そうであると思い込んでいることさえあります。
しかし、わたしたちが最初に行うべきことはみんなが同じではないことを理解することではないでしょうか。
相手を変えることは出来なくても、私たちが相手に対して間違った認識をしているとすれば、わたしたちはそれを正すことが出来ます。
自分の認識、考え方について見直す良い機会かもしれません。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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