
コロナで加速する未来
ソーシャルディスタンスや3密を避ける。不要不急の外出自粛。
(対人距離の確保、2m / 密閉、密集、密接 / 人との接触機会の低減)
人との接触機会が減り、物理的に遠くなる人との距離。
人間は社会的な生き物なので、人との関わりは必要です。
しかし、いまのわたしたちは人との物理的な関りを減らすことが求められます。
物理的な関りを超えて人と人が繋がる方法。
インターネットが普及したのは随分前の出来事ですが、
コロナの影響によってインターネット需要は今後更に高まると予想されます。
今回の件が落ち着いてもこの経験はわたしたちの中から消えず、世界に与えた影響もなかったことにはなりません。
コロナが発生する前の世界にはもう戻れないのです。
デジタルトランスフォーメーション、DX
ITの浸透が人々の生活を良い方向に変化させる。
デジタル化はあらゆる分野で進んでいますが、遂に映画のワンシーンのような世界が実現します。
いまこの瞬間に実在しないものを存在しているように見せたり、現実にはない仮想の世界へ自分自身が入り込むこと。
AI、XR、5Gは少しずつわたしたちの身の回りに整備されていきます。
進化した技術と、その技術を必要とする世界が整いました。

新しい価値観
2020年、コロナ恐慌によって世界は大きく変わってしまいました。
わたしたち人類が共通して体験した出来事の中で、「人との接触機会が減ったこと」
これはわたしたちにとって新しい価値観を生み出すはじまりです。
デジタル化に対する不要不急。
今までデジタル化が不要不急だった分野も少なからずあるはずです。
しかし、今後はデジタル化に踏み切れなかった分野も含めて、あらゆるところでデジタル化が活発になると推察されます。
今後デジタルとインターネット需要が高まり、AIやXR、5Gなどの技術が製品化され様々なものに実装されます。
期待されることのひとつとして
「もう会えない人との再会」があります。
元となるイメージ、画像、動画などをデジタル機器に取り込み、その人物の言動をAIに学習させる。
科学技術を使って仮想現実(や、拡張現実)でその人との再会や会話などを楽しむ。
特に亡くなってしまった家族や友人、恋人などとの再会はたとえ疑似体験であってもわたしたちに希望を与えてくれます。
現実世界での実現が難しい体験ほど、仮想現実の世界を借りて体験するという需要は高くなります。
最新の技術を使った新世界での新しい価値観に期待します。

世界が変わっても本物の体験、生の人間の同士の関わりは重要です。
しかし、わたしたちの外出が減ったことで良い影響も見られました。
温室効果ガスが減ったり、観光客の出すゴミが減って地球の水が綺麗になったり、
動物たちが住処を取り戻したり、少しですが地球の環境が回復しました。
そして不要不急の行動を違う何かに置き換えたことでわたしたち自身にも新しい価値観が生まれました。
生の人間である部分とデジタルの距離感やバランスは今後人類が向き合っていく課題です。
ひとつしかない地球でどのような未来をつくるか。
この星の未来はわたしたち次第です。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。