PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキングへ SILKROAD: 6月 2020

過酷な時代を生きる現代人が忘れている働くことの本質



事業はひとのためにあります。仕事はひとのためにやるものです。

働くということはいつだって人や社会の為に行うものではないでしょうか。

よろしければどうぞご覧下さい。





1.事業や仕事は人や社会のためにやる


大麦, シリアル, 耳, 農業, トウモロコシ畑, 粒, 麦畑, 自然, 植物, 作物, 食品, 栄養

早速、結論から書かせていただきます。

事業は人のためにあって、仕事は人や社会の為にやるものです。

しかし、事業や仕事はボランティアではありません。

人や社会の為とは言っても、事業・サービスを維持するためにはお金が必要です。

自分にも従業員にも生活があるし経営にもお金はかかります。

事業や仕事は人や社会の為にやりながらもビジネスとして成立するような仕組みが必要で、

社会貢献とビジネス性、このふたつのバランスが重要ではないでしょうか。

人や社会に貢献する。という基本姿勢を持つ





2.なぜ人や社会の為にやるのか


利益が出ていても人や社会の役に立たなければ意味がありません。

それどころか、他者に悪い影響を与えながら利益を得ようなどもっての外です。

そんなものは詐欺や搾取のようなもので、世の中を汚染しているだけではないでしょうか。

そもそも人や社会のためにやることでわたしたちは他者からお金をもらうことが出来ています。

人や社会のことを無視して自分の取り分だけ増やそうとすることは不正行為です。


「人や社会にとってどうか」という視点で考えましょう。





3.結論



ビジネス性の向上や追求を強いられる現代のわたしたちが忘れていること。

それは「利益も出しながら、人や社会のためにやる」という事業と仕事の在り方です。

何のために働いているのかわからなくなったり、仕事で行き詰まることもあるはずです。

そんなときには


人や社会の為にやるということを原点に立ち返って何度も確認しましょう。


以上、最後までご覧いただきましてありがとうございます。




【書評】地球に住めなくなる日 気候崩壊の避けられない真実/デイビット・ウォレス・ウェルズ







わたしたちが暮らす地球という惑星はひとつしかありません。

取り換えが効かないこの星に住めなくなる日がやってきます。



その一方で、地球に住めなくなったら宇宙船で暮らせばいい、「テクノロジーがすべてを解決してくれる」と言う主張もあるようです。

わたしたちは本当にそれで良いのでしょうか。



いつの日分からない遠い未来ではなく、あと数十年の間に多くの場所で多くの人が死に、住める場所は限られ、人類は絶滅すると言います。


この事態を防ぐことが出来るのもわたしたち自身であると本書を通じて改めて実感します。



淡々と語られる気候変動についての現状と未来。


熱波、飢餓、都市の水没、山火事、水不足、大気汚染など、いまの地球が抱える多くの問題。


わたしたちにも出来る取り組みの一つとして以下を引用します。

たとえば、コンビニでレジ袋を断ることができます。これはレジ袋1枚分のCO2を削減したいからだとすればとても効率が悪いことです。しかし、これを「私はプラスチックを大量消費する社会システムが好きではありません」と伝えるメッセージのひとつだと思うと、そのような人が多くなればコンビニ側に意識や取り組みが変わるかもしれません。(引用、地球に住めなくなる日 気候崩壊の避けられない真実/デイビット・ウォレス・ウェルズー解説/国立環境研究所地球環境研究センター副センター長/江守 正多)

このような小さな行動も意思表明となり、大きな結果を動かすことに繋がっているのだと言います。



わたしたちにも出来ることがある。

わたしたちが暮らす地球に関心を持つことは良い始まりです。



地球に住めなくなる日 気候崩壊の避けられない真実/デイヴィット・ウォレス・ウェルズ


是非ご覧下さい。




【書評】ペスト/カミュ/新潮社、「自分の職務をよく果たすこと」は現代社会を生きるわたしたちに必要な心得だった。







自粛期間中にペストを読んでいました。

1947年出版、今回のコロナ禍で再び話題を集め、売り上げ増加を記録していたようです。

ペスト/カミュ/新潮社


フランスの作家アルベールカミュによって書かれた小説、ノーベル文学賞受賞作品。

フランツカフカの「変身」とともに不条理文学としての代表的な作品として知られています。

本書は伝染病のペスト襲来、助け合いながら不条理に立ち向かう人々を描いた架空の物語です。


ペストの害毒はあらゆる種類の人生の悪の象徴として感じ取られることが出来る。(略)たしかにこの作品はそういう風に書かれており、そしてなによりも、終わったばかりの戦争の生々しい体験が、読者にとってこの象徴をほとんど象徴と感じさせないほどの迫力あるものにし、それがこの作品の大きな成功の理由となったことは疑いがない。(引用、ペスト/カミュ/解説、宮崎嶺雄)


解説にもある通り、「人生における不条理や、人間の悪徳など様々な悪い事象」を置き換えて読むことが出来るよう書かれている。というのが、いま改めて多くのひとに読まれている理由の一つではないでしょうか。



毎日の仕事の中にこそ、確実なものがある。その余のものは、取るに足らぬつながりと衝動に左右されているのであり、そんなものに足をとどめてはいられない。肝要なことは自分の職務をよく果たすことだ。(引用、ペスト/カミュ/新潮社)


本作品から学ぶことは多くありますが、自分の職務をよく果たすことは重要です。

自分の職務とは世の中における自分の役割のようなものだと考えることが出来ます。

役割を果たすこと。それは自分の得意なことで人や社会に貢献することではないでしょうか。

わたしたちは皆それぞれ違うし、違っていて良い。

それぞれの違いの中から自分が差し出せるものを人や社会に差し出すこと。




持続可能性という言葉が多くの人にも浸透してきたと感じますが、

「それぞれが差し出したもの」が社会で循環し続ける。

良い相互作用の循環が、わたしたちにとっての持続可能な幸福ではないでしょうか。




取るに足らぬつながりと衝動に左右されないで、「自分の欲望だけを優先するような自己中心的な行動をやめる」ことは現実世界の現代を生きるわたしたちにも必要なことです。



ペスト/カミュ/新潮社


是非ご覧ください。




【書評】大前研一 世界の潮流2020~21/プレジデント社、環境と人権の保護





著者 : 大前研一
プレジデント社
発売日 : 2020-05-29

コロナウイルスだけでなく、世界は多くの問題を抱えています。

特に地球規模で取り組まなくてはならない「環境と人権の保護」について、


各国が自国優先主義を脱ぎ捨てグローバルな問題解決に取り組まなくてはならないと言われています。


そして、日本も多くの問題を抱えています。


税金頼みの国は、必ず疲弊する。いまの安倍政権がそうだ。国が国民から集めた金を好き放題使い、足りなくなれば増税を繰り返せば、政治家と役人は劣化し、経済も衰退していかざるを得ないのである。税金で繁栄した国は、歴史上存在しない。(引用、大前研一 世界の潮流2020~21/プレジデント社) 
 

税金に頼らない繁栄には都市や企業が直接海外と繋がるという方法があり、

世界を見てみると大きな国の近くで、その国の経済規模を利用して栄えている国は多くある。



既に始まっている新時代をどのように生き抜けばよいか。



世界情勢や経済の動向、21世紀の世界が目指すべき形、日本の現在と未来。



本書はタイトル通り、世界の潮流2020~21をわたしたちに示します。

全174ページ、読みやすくわかりやすい内容になっているので読書習慣のない方にもオススメの一冊です。


大前研一 世界の潮流2020~21/プレジデント社


是非ご覧ください。



【書評】ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済、2020年代の人生設計







激変する世界を世界的投資家はどのように見ているのか。未来予測と投資戦略。

本書は世界三大投資家と言われているジム・ロジャーズへ10時間以上のインタビューを行い、内容をまとめて緊急出版したものです。


著者は投資家なので当然ですが投資家目線での意見を多く述べています。

例えば、投資の基本である安い時に買って高い時に売るということや、自分でとことん調べて慎重に買うこと、売った後は何もせずよく観察して待つこと。

辛抱強く待ち、チャンスが来たら思いっきり投資することが成功する秘訣だと言います。


歴史は繰り返されるわけではないが、歴史は韻を踏む。これはアメリカの文豪マーク・トウェインの言葉だが、世界の出来事のほとんどは、まったく同じではなく、少しだけ形を変えて繰り返される、という本質をついた言葉だと思う。(引用、ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済)


過去に起こった出来事と似た様なことは未来にも起こる。危機は人間によって引き起こされる。つまり未来を予測することは、歴史を知ること。そして人間を知ることだと著者は言います。

歴史や文学、映画や演劇を見て人間を知ることで歴史の全体像が見えてくる。

歴史の全体像を掴むことで未来の予測が具体的になるという考えの幅広さは、さすが世界三大投資家だと感銘を受けました。




日本の衰退が色々なところで危惧されています。

変化の激しい現代では企業も個人もキャッシュの潤沢さ、つまり手元の現金をいかに持っているかということが重要だと言われています。


本書ではお金をどの通貨で持つかが重要であると語られます。言われてみれば当然のことですが、現金を日本円でたくさん持っていても日本が破綻してしまえば意味がありません。

企業もわたしたち個人も債務を減らし、手持ちの現金を増やす。



人を知り、歴史を学び現金をどのような資産で持つか勉強する。ということは、
変化の激しい現代で生き延びるために必要なことであり、今の世の中のトレンドのようなものかもしれません。


本書は資産や投資に関する知見が広がり、物事の見方や考え方がとても勉強になります。
全142ページの読みやすく、わかりやすい内容ながら読み応えのあるオススメの一冊です。

よろしければみなさまも是非ご覧下さい。



ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済




【書評】熱源、川越宗一/文藝春秋、生きる意志と熱







今更ですが「熱源」を読みました。

発売されたのは2019年8月のことなので、約10か月前の作品ということになります。



熱源、川越宗一/文藝春秋

第162回直木賞受賞作、本屋が選ぶ時代小説大賞2019



本書の内容


北海道のさらに北の島、その島を日本人は「樺太」と呼びロシア人は「サハリン」と呼ぶ。


小説の舞台は樺太(サハリン)、史実をもとに「過酷な時代と環境で生きる人々の熱」を描いた作品です。


史実を元にとは言え小説なので当然、想像や脚色が加えて書かれていますが著者はこのように語っています。


当時の歴史を正しく記述しようとするのであれば、それは小説じゃなくてもいいんですよ。小説がすべきことがもしあるのだとすれば、現代の人々が読んだときに心が震えるものになるよう脚色を加えてでも恐れず描写することなんじゃないか。そうすることで結果的に、歴史や時代を伝えられるんだと信じられるようになったんです。(引用、小説丸 川越宗一さん「熱源」https://www.shosetsu-maru.com/storybox/interview/76


「歴史を知ることは現代を生きる知恵を学ぶ」という効用があるように思います。


「熱源」のように史実をもとに書かれた時代小説を読むことはわたしたちが楽しみながら歴史を知る機会を与えてくれます。


そこからわたしたち読者一人ひとりが「現代の現実世界」に何を持ち帰るかが醍醐味となるのではないでしょうか。


人間が作り出した世の中、人間が始めた争い、人間の営みを変えることが出来るのもまた人間である。

生きている限り出来ることがある。


過酷な状況でも「生きる意志と熱」をわたしも「熱源」から分けてもらいました。


やるかやらないか、為せば成る、行動する自分でありたいとわたしは思います。


熱源、川越宗一/文藝春秋


是非ご覧ください。




【書評】シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/三宅和人






シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/三宅和人


AI、Artificial Intelligence.人工知能

AIは計算機、アルゴリズム、情報の組み合わせです。


囲碁の世界で人間はもうAIに勝てないことが証明されました。

つまり、機械の方が正確に「情報の処理と計算に基づく意思決定」が出来るということです。


この技術の進歩はわたしたち人類の知的生産に大きな影響を与えます。


本書は「これから日本が勝ち残るための戦略と人材育成と未来」についてこんな言葉で始まります。

もうそろそろ、人に未来を聞くのはやめよう。そしてどんな社会を僕らが作り、残すのか、考えて仕掛けていこう。未来は目指し、創るものだ。(引用、シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/三宅和人)


第一章に未来の方程式についての記述があるのですが、技術の向上だけで未来は想像出来ません。


これから先わたしたち個人に問われる「新しい価値を形にする力」とはどんなものか。


シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/三宅和人

是非ご覧ください。