PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキングへ SILKROAD: 【書評】ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済、2020年代の人生設計

【書評】ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済、2020年代の人生設計







激変する世界を世界的投資家はどのように見ているのか。未来予測と投資戦略。

本書は世界三大投資家と言われているジム・ロジャーズへ10時間以上のインタビューを行い、内容をまとめて緊急出版したものです。


著者は投資家なので当然ですが投資家目線での意見を多く述べています。

例えば、投資の基本である安い時に買って高い時に売るということや、自分でとことん調べて慎重に買うこと、売った後は何もせずよく観察して待つこと。

辛抱強く待ち、チャンスが来たら思いっきり投資することが成功する秘訣だと言います。


歴史は繰り返されるわけではないが、歴史は韻を踏む。これはアメリカの文豪マーク・トウェインの言葉だが、世界の出来事のほとんどは、まったく同じではなく、少しだけ形を変えて繰り返される、という本質をついた言葉だと思う。(引用、ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済)


過去に起こった出来事と似た様なことは未来にも起こる。危機は人間によって引き起こされる。つまり未来を予測することは、歴史を知ること。そして人間を知ることだと著者は言います。

歴史や文学、映画や演劇を見て人間を知ることで歴史の全体像が見えてくる。

歴史の全体像を掴むことで未来の予測が具体的になるという考えの幅広さは、さすが世界三大投資家だと感銘を受けました。




日本の衰退が色々なところで危惧されています。

変化の激しい現代では企業も個人もキャッシュの潤沢さ、つまり手元の現金をいかに持っているかということが重要だと言われています。


本書ではお金をどの通貨で持つかが重要であると語られます。言われてみれば当然のことですが、現金を日本円でたくさん持っていても日本が破綻してしまえば意味がありません。

企業もわたしたち個人も債務を減らし、手持ちの現金を増やす。



人を知り、歴史を学び現金をどのような資産で持つか勉強する。ということは、
変化の激しい現代で生き延びるために必要なことであり、今の世の中のトレンドのようなものかもしれません。


本書は資産や投資に関する知見が広がり、物事の見方や考え方がとても勉強になります。
全142ページの読みやすく、わかりやすい内容ながら読み応えのあるオススメの一冊です。

よろしければみなさまも是非ご覧下さい。



ジム・ロジャーズ大予測 激変する世界の見方/東洋経済




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