PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキングへ SILKROAD: 7月 2020

【書評】行動科学と投資/ダニエル・クロスビー/パンローリング株式会社、成果の出し方と視野狭窄





星6

本書は投資やトレードをするにあたり、取引を行う「人間そのもの」を理解するという趣向の内容となっています。


著者は心理学と行動ファイナンスの専門家であり、資産マネージャーをされているダニエルクロスビー博士。

心理学や行動科学中心に書かれているのが特徴的で、投資をしない方でも十分に楽しめる内容だと感じました。


ユーモアのある例えを使って、難しい内容をわかりやすくする工夫がされています。




以下、本書で著者が引用したものです。

「…要するに、感情はルールに基づくトレードを破綻させる。…感情的な状態のときは、…自己中心的になり、ルールに注意を向けることが出来なくなる。多くの場合、感情的になると自分のルールを疑問視するようになるのではなく、単純に忘れてしまうのだ」(ブレット・スティーンバーガー著「精神科医が見た投資心理学」晃洋書房)

ご存じの方も多いかもしれませんが、行動経済学にトンネリングという視野狭窄を表す言葉があります。



トンネリングとは、トンネル内からはトンネルの外が見えないことに由来した、視野全体が狭くなったり、視野の一部が見えない状態になることです。




感情はわたしたちに強い影響を与えます。

投資に限らず、わたしたちは感情的になったときトンネリングを引き起こし冷静な判断力を失います。


しかし、


視野狭窄によって何か一つのことに囚われ、周りが見えなくなるのなら、それを逆手にとって応用すれば成果を出せるのではないでしょうか。




投資の基本は上がるか、下がるか、ふたつにひとつです。



上がるか、下がるかだけに集中し、上がると思える限り、株を買って保有するし、下がる見通しがつけば売る。ということを仕組み化して淡々とこなす(このとき感情はトンネルの外に押し出す)ことが重要であると感じます。




みなさま、それぞれ投資の哲学をお持ちになっていると思いますが、科学的根拠に基づいた発見がたくさんあります。




少し値段が高い本ですが是非、ご覧ください。





行動科学と投資/ダニエル・クロスビー/パンローリング株式会社







【書評】カンタンらくらく月20万円。難解チャートもシンプル株攻略/尾崎 式史/ぱる出版、徹底分析とシンプルな意思決定






本書はチャート分析による株攻略「どんな相場でも利益を出す技術」について書かれた本です。

良い企業を見つけても、買いのタイミングが悪いと利益を出すのは難しくなります。




実際のチャートを使って、エントリーのタイミング、買い時と売り時について徹底解説。

さらに、下降トレンド中の信用取引による空売りで利益を出す方法も公開されています。



かなり実践的な内容になっていますので、コメント出来ることがあまりないのですが、、、(笑)

著者が実践されている、移動平均線とローソク足の分析は注意深く行っていきたい指標だと改めて実感しました。



株の売買は、「選んで、買って、売る」が基本です。




知識や経験が増えるほど、考えや行動が複雑化して収益が出せなくなることがあります。

シッカリ分析を行ったうえで、今後「上がるから買う、下がるから売る」という



シンプルな意思決定が、常にわたしたちには求められます。



今後も株式市場はしばらく不安定な局面が続きます。

本書公開のすぐに使える実践的なチャート分析、この機会に是非チェックしてみて下さい。




カンタンらくらく月20万円。難解チャートもシンプル株攻略/尾崎 式史/ぱる出版




【書評】10万円から始める!小型株集中投資で1億円/遠藤 洋/ダイヤモンド社、本当にあったハイリターン投資戦略







小型株へ集中投資することによって、株価3倍以上を狙うというのが本書で紹介される株式投資の特徴です。

小型株とは時価総額300億円以下、集中投資とは分散せずに多くても3銘柄以内で資産運用することが株価3倍以上を狙う秘訣だと著者は言います。



実際に、資産が少ないうちは銘柄を絞ってハイリターンを狙う方が情報も資産も管理しやすく、シンプルな資産運用が出来て合理的であると感じました。



本書でも解説されていますが、株式投資において良い会社=有名企業ではありません

最も重要なのはその会社の株価が大きく値上がりするかどうかです。

つまり、まず第一に考えなくてはならないのは「伸びしろの大きさ」ということになります。



このことから、「伸びしろの大きさ=小型株=時価総額300億円以下」となるのです。



他にも本書で紹介される小型株で株価3倍以上を狙うための考え方や、注意事項など株式投資に興味がある方には是非読んで頂きたい内容になっております。

どうぞご覧ください。

10万円から始める!小型株集中投資で1億円/遠藤 洋/ダイヤモンド社




【書評】金持ち父さん貧乏父さん 改訂版/筑摩書房、利益は売る時ではなく買うときに出る!






随分前に書かれた本なのですが、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。

著者が、実際に二人の父から教わったお金のことが書かれています。


「具体例を出しながらの説明とストーリー」を出来るだけ簡単に書く、という工夫がされているのが本書の特徴で、読書習慣のない方もわかりやすく楽しんで読むことが出来るのではないでしょうか。




「働いて給料をもらって、欲しいものを買う。」のように自分の欲望を満たすことを優先にしないことが、お金についての基本的な考え方です。


自分が欲しくて手に入れたいものは素晴らしく価値があるように見えるし、実際に自分にとっては大きな価値を持ちますが、資産としての価値はありません。


車や家など所有していることで、更にお金がかかるものは寧ろ「負債」と考えられています。


「負債を減らして資産を築く」


時代が大きく変化したいま、改めてお金について学ぶチャンスかもしれません。



賢い投資家は人気がないところを選んで投資する。彼らは、投資とは売るときに利益を得るのではなくて買うときに利益を得るものだということを知っている。そして、辛抱づよく待つ。(引用、金持ち父さん貧乏父さん 改訂版/ロバート・キヨサキ)



買うときに利益が出るというのは「保有している株や不動産の価値が後で上がるのではなく、価値が高いものを市場よりも先に見つけて安い時に買うこと。」である。と解釈しました。


「安い時に買って、高い時に売る。」というのが投資の原則です。「買うときに利益が出る」という言葉はまさに投資の原則を体現した言葉だと感じました。





本書はお金についての教えと、具体的な行動を始めるためのヒントについても書かれています。

お金について詳しい方にとっても新たな発見が必ずあります。読んだことない方は絶対に読んでください。



金持ち父さん貧乏父さん 改訂版 ロバート・キヨサキ



亡くなった人と話しませんか/スピリチュアル テラー サトミ/幻冬舎、目の前のことを一生懸命やること








亡くなった人はわたしたちのすぐ傍にいて、生きるヒントやメッセージをくれたり、わたしたちを見守ってくれていると言います。


著者のサトミさんは、「他の人には聞こえない声」を聞いたり、「亡くなった方からのメッセージ」を受け取る力をもって生まれスピリチュアルテラーとして活動をされています。



著者によると、「ひとは皆、役割をもって生まれてくる。」と言うのですが、わたしもこの考えに同意見を持っています。


「生きることはその役割を果たすこと」であるなら、「人の命は役割を果たして終わるもの」と考えることが出来るので、


著者の言われている、「死は必ずしも悲しく不幸なものではない」という主張をスッキリ受け入れることが出来ました。





人は死後どうなるのか、生きることと死ぬことについての全体像を掴んで、よりよく生きるためのヒントをわたしたちは本書から授与します。


「ひとは役割をもって生まれる」ということについてですが、「自分の得意なことや好きなこと」は「役割や使命」に関わることだと私は考えます。


本書に書かれている、役割や使命が分からなくても、自分が今出来ることに集中すること、目の前のことを一生懸命やることでたどり着けるという考えにも同感です。





時間は一秒も止まることはありません。どんな状況でもわたしたちは未来に向かって進んでいます。


今をいきいきと、思い残しのない人生を過ごすことがいまを生きるわたしたちにとっての役割のひとつではないでしょうか。



亡くなった人と話しませんか/スピリチュアル テラー サトミ/幻冬舎


ぜひご覧下さい。



【書評】天皇皇后両陛下が受けた特別講義 講書始のご進講/KADOKAWA、歴史を知ることと同時に今の時代を理解する。




天皇や身分の高い人に講義をすることを、「ご進講」といい、

人文、社会、自然の三部門、各15分程度、「講書始の儀」として

ご進講の最大のものが、年に一度行われているようです。



本書は過去10年分、「30講義の記録」となっております。

天皇陛下が学ばれたその時代に必要な知識を知り、本書を読むことで「自分も講義を受けたと同等の理解を得る」ことが出来るなら絶対に読むべき一冊ではないでしょうか。



学会を代表する研究者による講義は専門的な内容ながら、知識のない人にも分かりやすく説明されています。


どの分野においても歴史を知ることと、同時に今の時代を理解することが重要であると思案します。


過去を知って、今、未来に求められる課題の解決に取り組むこと。

わたしたち一人ひとりは小さな存在ですが、一人ひとりの意識や言動によって、いまの世界を変えることが出来るし、自分たちで未来をつくることが出来ます。


学んで、考えて、行動する。一回限りではなく、継続して続ける。


続けることの秘訣は、一度に沢山やるよりも回数を分けて何度もやること。それが日常の生活の中に浸透して習慣化した状態を目指すことです。


歴史を知ることと、同時に今の時代を理解する。

わたしたちも自分たち自身で未来をつくることを考えるきっかけになる一冊。


天皇皇后両陛下が受けた特別講義 講書始のご進講/KADOKAWA

是非ご覧下さい。



【書評】行動科学と投資/ダニエル・クロスビー/パンローリング株式会社、成果の出し方と視野狭窄

行動科学と投資 その努力がパフォーマンスを下げる (ウィザードブックシリーズ) ...