コロナショックによって日本や世界がどのように変化し、これからどのようなことが起こり得るのか。
「歴史は少しだけ形を変えて繰り返される。」と言われていることから、国内外の過去に起きた出来事、歴史から学び、コロナ後の世界を予測し、対応するという目的で本書は書かれました。
鳥羽伏見の戦いに見る結果を分けた要因
この問いへの答えは、「変化を起こす側にいること」になります。その主導権をわがものにするための不断の努力、不確定要素が出現する前に打つ手を事前に考えておき、素早く実行することにほかなりません。最適解を導く努力を最後の最後まで諦めずに行うことになるでしょう。(引用、コロナショック後を生き残る日本と世界のシナリオ/塚口直史/すばる舎)
先の見えない不透明な時代だからこそ、事前にプランB、オプションBを用意して変化と共に次の一手を素早く打つ。
そのためには自身のポジションをあらかじめ調整しておくことも大切になってきます。
日本も世界もこれまで様々な危機を経験してきました。
本書は鳥羽伏見の戦いだけでなく、永世中立国であるスイスの歴史的背景、オランダの外交力などの事例から日本の今後を考え、アート市場、資産バブルなど今後の金融市場についても考察されています。
コロナショック下にある生活から解放される時へ向かって、各自、それぞれのプランB、オプションBを胸に世界へ乗り出していくことになると著者は言います。
わたしたちの身の回りでも多くの変化がありました。わたしたちも変化を受け入れ、今後の世界を鳥瞰し、素早く行動していく。ーことが生き残りを左右するでしょう。
コロナショック後を生き残る日本と世界のシナリオ/塚口直史/すばる舎
是非ご覧下さい。