PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキングへ SILKROAD: 【書評】モオツァルト・無常という事、小林秀雄、新潮文庫/美は、対象を美しいと感じる心そのものかもしれない。

【書評】モオツァルト・無常という事、小林秀雄、新潮文庫/美は、対象を美しいと感じる心そのものかもしれない。

 




「モオツァルト・無常という事」を読んで。



難しい。小説を普段から読まないので「尚更に」

全然理解出来ませんでした。と言うのが個人的な感想。



全体を通して、「美について著者の考えが書かれた本」というのが個人的な理解です。。



読後、自分も美について色々と考えてみました。


結論。


「美は、もしかしたら存在しないかもしれない。」



美にはいくつか種類があって、グランドキャニオンのような自然による造形や、芸術的な美建築構造などの造形美、一生懸命な生きざまなどの精神美、など、、美の形式は一様ではない。



しかし、美について共通して言えることは、人間が体の器官を通して感じる感覚のひとつでしかない。という事。



実際にグランドキャニオンは必ずしも美しくないし、芸術的な美や精神美さえそれを美しいと感じるかどうかは人による。



実際に美は存在するが、それはグランドキャニオンが美しいからではない。美の対象を見た人間の中に存在する感覚そのものが美の正体というのが妥当ではないでしょうか。



もし、そうであるなら、美とは対象となるものを美しいと感じる心。かもしれません。




「美とは現実にあるひとつの抗し難い力」、「美は人の行為を規正し、秩序づけることによって、愉快な自由感を与えてくれて然るべき」など、著者は本書でこのように語っています。



わたしにとっては、本書で語られる美についての論理的に核心をついた言葉の数々が、美について新たな知見を与えてくれる一冊となりました。



みなさんもモーツァルトを聴きながら、本書を読み、美について改めて考えてみてはいかがでしょうか。

面白い発見があるかもしれません。是非、ご覧ください。





(蛇足)

私事ですが、最近ピアノソナタが好きで辻井伸行さんや反田恭平さんのベートーベン、リスト、モーツァルトなどを聴いていました。



クラシックを聴くメリットとして集中力が高まるということは一般に広く知られてきていると思いますが、前葉体賦活系(RAS)の働きが活発になる感覚を体感(個人的)できます。



無印BOOKという無印良品セレクトの本屋さんで偶然見つけて即購入&読了(全然理解できてませんが、、、)


表紙の、音の旋律を表すかのようなグラフィックデザインも素敵です。



読んだ後も飾って楽しんでみてください。


最後まで、読んでくださってありがとうございます。